2011年5月6日金曜日
好奇心を高める(2179)
ブログを移行することにしました。
新しいブログはこちらです(tennis365.comブログの再開になります)。
テニスに関する興味や関心の深さは、成長の大きさに関係があると思います。
できるだけ深い好奇心を持ってテニスに取り組むことが大切だということです。
そのことを何度も言ってきました。
でも、ふと振り返って、自分自身はどうなのかなと自問してみると、浅くなってきているように感じるのです。
今でも沢山の本を読み、毎日コートに立ち、たくさん遠征に出て試合を見ます。
でも、年齢を重ねたせいもあるでしょうが、
「もうそんなことは知っているから」
とたかをくくったり、
「それは関係ないだろう」
と勝手に線引きをしたりして、自分をごまかしているような感じがします。
その気持ちをもう一度高めなくてはいけない、そう思います。
では、どうすればいいのかと考えました。
それには、たくさんの情報が、いつでも目に止まるようにすべきです。
それが毎日の習慣としてあることが大切です。
そのために、もう一度テニス専門サイトのブログに移行することがいいだろうと考えました(私の場合は復帰とするほうがいいですね)。
毎日、毎日情報に触れる、このことが好奇心を高めるためには何よりも有効です。
また、たくさんの子どもたちが私のブログを見てくれています。
そこにたくさん情報があれば、きっと好奇心は高まるはずです。
きっと成長の役に立つはずです。
そんな思いを持ってブログを移動します。
今まで以上に深い興味関心を持ってもらうことができればいいなと思っています。
そして、それが子どもたちの成長に少しでも役立つものであればいいですね。
応援よろしくお願いします。
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2011年5月5日木曜日
格安ジュニアキャンプ・大会案内-本気のテニス
「本気でテニスが強くなる」ための格安な「ジュニアテニスキャンプ」ならびに「ジュニアテニストーナメント」の紹介です。何がなんでも強くなりたいジュニアのために全力を出し切ります。ぜひトライしてみてください。
強くなりたいジュニア選手のために、従来にない格安な料金での「ジュニアテニスキャンプ」を企画しました。このキャンプは、子どもたちによりハードな練習や専門的なトレーニングを体験していただき、「向上心」や「意欲」を育てることを目的としています。
このキャンプは「向上心」や「意欲」を育てることを目的として、「意識が変われば世界が見える」をスローガンに、「Hard on yourself・・・どこまで自分に厳しくなれるのか」をキャンプテーマに、大きな夢を持ってテニスに取り組むことができるようにプログラムされています。
はじめて試合に出るには勇気が入ります。要領もわからずパニックになることもあります。でも、その「一歩」を踏み出すところからすべては始まります。子どもたちの「はじめの一歩」の手助けがしたい、そんな気持ちで「ロングウッド・ジュニアトーナメント」を開催することにしました。
このキャンプは「向上心」や「意欲」を育てることを目的として、「意識が変われば世界が見える」をスローガンに、「Hard on yourself・・・どこまで自分に厳しくなれるのか」をキャンプテーマに、大きな夢を持ってテニスに取り組むことができるようにプログラムされています。
はじめて試合に出るには勇気が入ります。要領もわからずパニックになることもあります。でも、その「一歩」を踏み出すところからすべては始まります。子どもたちの「はじめの一歩」の手助けがしたい、そんな気持ちで「ロングウッド・ジュニアトーナメント」を開催することにしました。
自分を変える(2178)
東海中学生大会が行われています。
今日は決勝です。
詩菜が決勝を戦いますが、自分の力を出しきれるようにとだけ願います。
この大会を通じて大きく成長していると感じます。
何よりも「自分を変えることができた」ように見えます。
「これ」が大事です。
「自分を変える」・・・簡単ではありません。
でも、そうしなければ前に進めないことはたくさんあります。
この大会でも、「壁」にあたっていると思える選手がいます。
ちょっと辛い思いをしているかもしれませんね。
「つらいときに読む本」には、前に進めなくなったとき、壁にぶつかったときのことが書いてあります。
・・・・・人生における壁と「心」
壁を壁とも認めずに、なかったことにして心をなくして生きる者。
壁は認めるが、その現実に愕然とし、心を閉ざす者。
現状は受け止めているが、その先を想像できずに心で感じようとしない者。
目指す気持ちは芽生えたが、心を動かす術に気づいていない者。
壁を越える努力はしてみたが、その高さに打ちのめされ、心を強くしようとしない者。
一つの壁を越えたところで、力尽きて心を保つことができない者。
このように壁を前にたたずんでいる方たちは、まず、自分の心を知ることで悩みの「正体」に気づく。
そして、不安を取り除くために心の軸を定め、「やりたいこと」を見つける。
さらに、「やりたいこと」を成し遂げるために、心を強くする技を身につける。
最後に多くの「心」を知る。
そうすることで、自然と楽しんで生きていくことができます。
強くなるということは、壁を乗り越えていくことに他なりません。
うまくいかない時は自分を変えるチャンスですが、心が萎えてもいます。
それをどう「変えていくことができるか」が成長の鍵となります。
「心を強くする技を身につける」・・・それができればいいと思います。
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2011年5月3日火曜日
素早く構えろ!(2177)
スイングの形はサービスと似ているが、スマッシュは相手がボールを打つので、そのボールに対応しなければならない。
だから「素早く構える」ことが大切だ。
「素早く構える」ためにはフットワークの問題とか意識の問題とかいろいろあるので、どれがもっとも大切なのかと言うことはできない。
ここではテイクバックについて考えてみよう。
サービスのときに「フロントバック」式のテイクバックを紹介した。
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スムースなスイング動作を行うにはテイクバックの構えが大変大切である。
これを実行するために昔教えられた両手を「バンザイ」するようなテイクバックではうまくいかないことが多い。
特に肩の弱い女性やジュニア選手ではこのようにテイクバックすると上腕がうまく引きあがらず、正しい形に準備することができない。
そんな時、両手を顔の前から引いてくる「フロントバック」という方法を試してほしい。
これは両手を顔の前に持ってきて、そのまま肘を肩の後ろに引くようにテイクバックする方法だ。
このようにすると肩の筋力の弱い女性やジュニア選手でも楽に正しい形にテイクバックすることができる。』
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ということである。
サービスよりも「対応の素早さ」を必要とするスマッシュではこの方法以外でうまくいくことはむつかしい。
是非身につけてもらいたい。
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2011年4月30日土曜日
プリンスジュニアキャンプ(2176)
今日は「プリンスジュニアキャンプ」でした。
高田充プロと宮地弘太郎プロを迎え、充実したキャンプになりました。
私がこうしたキャンプを企画し、積極的に参加するのは、子どもたちに少しでも強くなる、うまくなるきっかけを与えたいということはもちろんありますが、自分自身の興味関心を深めることにあります。
プロたちの話は、私が及ばない世界の話であることが多いものです。
日本を代表するトップ選手の練習の様子や日常を垣間見ることができます。
特に高田プロは今年度からナショナルチームコーチに就任しましたので、ナショナルトレーニングセンターでの選手の様子が聞けるので大変刺激的です。
鈴木貴男選手や錦織圭選手は、他の選手のランキングや試合結果に異常に詳しいとか、添田選手の練習での集中力は半端でないなど、実際にその「場」にいなければ分からないことが身近な情報として聞けるので興味関心は深まります。
この時間が何よりも楽しいのです。
もちろん、彼らのテニス対する興味関心が深いことに驚かされます。
テニスを教えるコーチの行動力は、まず「ここ」から始まるということを再認識出来る貴重な時間です。
短い時間では、彼らの熱い想いは伝わらないのかもしれません。
でも、きっと子どもたちの興味関心が深まれば、彼らの凄さが分かるし、それが強さを高めるきっかけになるはずです。
キャンプでは、「全力を出す」ことをテーマにトレーニングを指導しました。
強くなるために当たり前にしなければならないことのうち、もっとも大切な事を伝えたかったからです。
それを強く意識してください。
ひとと比較しないでください。
誰よりも「自分が強くなりたい」、その気持ちを高めてほしいと思います。
その気持ちが強ければ、こうした時間がより素晴らしい時間になるはずです。
キャンプは続けていくつもりです。
それが子どもたちが強くなるきっかけになればいいと思います。
サポートしてくれたコーチに心から感謝します。
お陰さまで、本職の(?)カメラマンに専念できました。
みなさん、本当にお疲れさまでした。
次もよろしくお願いします。
このキャンプのフォトギャラリーをオープンしました。
http://picmate-club.panasonic.jp/p/1173/album/RAWcM7bye6LO/photo_list
で見ることができますので、お楽しみください。
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2011年4月28日木曜日
完全無欠かつ美しい勝利(2175)
錦織圭選手のアドバイザーとしてブラッド・ギルバート氏が就任したことは大きなニュースになりました。
「トップ10に入る選手しか教えない」
と言っているだけに、圭選手の素質を高く評価しているということです。
実際に全米クレーコート選手権で準優勝して大きくステップアップしたことで、その指導が見を結んでいるということです。
前にも書きましたが、ブラッド・ギルバート氏の書いた「ウィイニング・アグリー」は座右の書とも言うべきものです。
「勝つために何をすべきか」を明確に意識することができます。
ぼんやりと勝つことだけを望んでいたのでは、それは決して手に入りません。
それを強烈に訴えています。
その考え方をしっかりと圭選手に注いでいることでしょう。
ある記事にはこう書いてありました。
ギルバートが掲げる“ウィニング・アグリー”とは、決して不恰好なプレイスタイルや戦術を指すのではない。
相手の弱点を突き、自滅を誘い、試合を、さらには相手の心の動きをも支配する。
狡猾さは痛快さと表裏一体であり、駆け引きの妙は、詰め将棋的な側面を持つテニスの魅力を具現する。
完璧の幻影を追わず、泥臭さを標榜(ひょうぼう)する強硬な信念は逆説的に、完全無欠かつ美しい勝利を志向するのだ。
・・・と。
これからの圭選手の活躍がますます楽しみです。
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2011年4月27日水曜日
ヒッティングゾーンをつかめ!(2174)
ある程度の打ち分けができるようになったら、正確にヒットできるように訓練をしよう。
正確にヒットするためには自分がもっとも楽に強く打つことができる「ヒッティングゾーン」をつかむことが大切だ。
よくスマッシュの練習では「指の先にボールを見て」とか「ボールを指差して」などと指導されることがある。
どちらも正確にヒットすることができるようにするアドバイスであるが、効果はあまりない。
実際にスマッシュの映像を確認すると、指先にボールがないことが多い。
ボールを打つポイントを見ると、身体の軸の延長線上(中心軸のほうがわかりやすいかな)からあまり大きくずれてはいない。
ということは、ボールは頭の上あたりで打つことになるのだが、そこを指差そうと思うと手をまっすぐに上に伸ばさなければならない。
そんな風に腕を上げるのは窮屈だろう。
そして、腕をそのように窮屈に上に伸ばすと反対側の腕、つまりラケットを持っている側の腕もスムースにスイングすることはできない。
あまりうまい方法とはいえない。
では、どこでボールを打っているのかというと、上げた腕と身体の軸線で作るエリアの中だ。
あなたがもっとも楽に強くボールをヒットできるポイントは必ずそのエリアの中にある。
これを「ヒッティングゾーン」と呼んでいる。
もし肩の筋力などが弱くて腕を十分に高く引き上げることができなくても、このゾーンで打つことができれば強いボールが打てる。
また、頭の後方に上がったボールに対しても身体を少し反らして軸線を後方にずらしてきちんとゾーンの中で打つことができればフェデラーのスマッシュも夢ではない。
常にゾーンで打つことを心がければ、その中でも自分がもっとも強く正確にヒットできる「ポイント」が見つかるはずだ。
そうすればいつでもスマッシュを「武器」にできる。
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2011年4月25日月曜日
自信(2173)
大学で「コーチング論」という講義を受け持っています。
その講義では、毎時間レポートを提出してもらうのですが、ある時のテーマは「自己分析」でした。
自分がどういう人間なのか、ということについて自分なりに解釈し、それを文章にしてまとめてもらうというものです。
いろいろな分析があって大変面白いのですが、「自分のことはよく分からない」という意見が多いのにはちょっとびっくりします。
講義は大学3年生を対象に行っているので、全員成人になっているはずですが、それでもなかなか「自分という人間」を捉えられていないということです。
まあ、これは哲学においても永遠の問題とされているので、「自分とは何か」について深く考察し、回答を得ることは難しいものです。
しかし、ある程度は自分の特徴を認識し、長所、欠点を把握して生活や行動の指針とするのは大切なことだと思います。
そして、私が少し不安に思うのは、「自分がしたいことは何か?」という問いに対しても、「よく分からない」と答える学生が多いということです。
自分がどういう人間かは把握しがたくても、自分がしたいことくらいは「何か」あるだろうと思っていましたが、それが「よく分からない」ということは問題だと感じています。
人間が一番つらい時は、「自分が何をして良いのか分からない時」だと言われています。
彼らはまさに「その時」に居るのだということです。
人生においては「その時」は何度もやってきます。
大切なのは、その苦しさの中から「何か」を見つけることですね。
どうやって見つければ良いのか、ということについては明確な答えはありません。
ただ一つ言えることは、「自信」が持てるようにするということではないかと思っています。
「何をして良いか分からない」ということは、「何を信じて良いのか分からない」と同じように捉えることができます。
特に「自分自身」を信じられない、つまりは「自信が無い」といういうことが一番苦しいということです。
だから、コーチは何とかしてこの「自信」をつけさせようといろいろと工夫努力します。
自分自身の経験から得た方策を話してみたり、夢を語ってみたり、目標を持つことの素晴らしさを説いてみたりしますが、なかなか難しいものですね。
そのためのひとつの方法としては、小さな「成功体験」を積み重ねる、ということがあります。
例えば、たばこやパチンコなど、自分の生活にとって“自分が”あまり好ましくないと考えていることについて、やめる決断をして、それを成功させるということです。
どんな小さなことであっても、それを継続的に成功させることは難しいものです。
それを何度か繰り返すうちに、何となく「自分でもできる」という「自信」が身についてきます。
さらにいろいろなことを経験し、それなりに克服し、納得し、次のステップを見つけるようになれば、自信を持って事に臨めるようになります。
それが「自信をつける」ということではないかと考えています。
それには、まず「自分がこうする」という決断が大切です。
どんな些細なことでもいいので、“自分で決める”ことが大切です。
そして、それをやり切るために「強く意識する」こと、まずは「ここ」から始めることです。
ある学生が私にこう言いました。
「先生は成功しているからいいんだよね。」
確かに私は大変充実した生活を送っています。
しかし、毎日毎日の積み重ねが何よりも大切だということを認識し、そのことだけに「意識」を向けています。
それを長いことを続けてきたので、「今の自分」があります。
学生さんたちは、これから素晴らしい可能性に満ちた人生があるかもしれません。
それを決めるのは「自分自身」であることを忘れないでください。
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2011年4月23日土曜日
共感 (2172)
テレビで「お酒が飲めない芸人」特集を見ました。
実は、私はまったくお酒が飲めません。
体も大きく、色も黒いのでいかにも飲めそうですが、一滴も飲めません。
芸人さんは、体育会系なので、さぞや苦労しているだろうと興味を持って見ていました。
飲める人には分からないだろう、心理や気持ちに大いに共感が持てました。
焼き鳥が大好きなのに、店に入るのに躊躇する
お酒を飲んでるという雰囲気を作るために、烏龍茶やジンジャエールを飲み続ける
飲む人に付き合うと、時間を持て余す
お酒が飲めないと下に見られる
など、次々と共感できる状況が再現されていて楽しい時間でした。
「うんうん、たしかにそうだよなあ」
と頷きながら見ています。
できることならお酒を飲めるようになりたい、というのが本音です。
一度は酔っ払ってみたい、それが夢です。
でも、お酒の力を借りなくても、
一日をリセットできるし、
お酒の力を借りなくても嫌なことに耐えられる、
きっとそういう力を持てているのだと思います。
お酒を飲めるようになることは夢ですが、心地良く酔える時間が多くあればいいなと思います。
でも、やっぱり酔ってみたい・・・それが夢です。
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2011年4月22日金曜日
アイドル(2171)
元キャンディーズの「スーちゃん」こと、田中好子さんが逝ってしまいました。
初めて夢中になったアイドルだったのでさみしい気持ちになります。
「普通の女の子に戻ります!」と突然の引退にはびっくりしました。
ファイナルコンサートには残念ながら行くことはできませんでしたが、買ったレコードを何度も何度も聴きました。
東海中日ジュニアの会場で(当時は名城コートでした)、スーちゃんが好きか、ランちゃんが好きかで静岡の選手ともめたことを思い出します。
人のことを好きになるということは理屈ではありません。
どうして好きになるのかを説明はできません。
ただ「好き」になるのです。
自分の人生でもっとも夢中になったアイドルの突然の死に深い悲しみを覚えます。
でも、自分の青春のページを刻んでくれたことに感謝します。
安らかに眠ってください。
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