錦織圭選手のアドバイザーとしてブラッド・ギルバート氏が就任したことは大きなニュースになりました。
「トップ10に入る選手しか教えない」
と言っているだけに、圭選手の素質を高く評価しているということです。
実際に全米クレーコート選手権で準優勝して大きくステップアップしたことで、その指導が見を結んでいるということです。
前にも書きましたが、ブラッド・ギルバート氏の書いた「ウィイニング・アグリー」は座右の書とも言うべきものです。
「勝つために何をすべきか」を明確に意識することができます。
ぼんやりと勝つことだけを望んでいたのでは、それは決して手に入りません。
それを強烈に訴えています。
その考え方をしっかりと圭選手に注いでいることでしょう。
ある記事にはこう書いてありました。
ギルバートが掲げる“ウィニング・アグリー”とは、決して不恰好なプレイスタイルや戦術を指すのではない。
相手の弱点を突き、自滅を誘い、試合を、さらには相手の心の動きをも支配する。
狡猾さは痛快さと表裏一体であり、駆け引きの妙は、詰め将棋的な側面を持つテニスの魅力を具現する。
完璧の幻影を追わず、泥臭さを標榜(ひょうぼう)する強硬な信念は逆説的に、完全無欠かつ美しい勝利を志向するのだ。
・・・と。
これからの圭選手の活躍がますます楽しみです。
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