2010年11月29日月曜日
センス(2064)
昨日は、山本育史プロの特別レッスンでした。
子どもたちの課題をチェックしてもらったり、マッチケアまでしていただいて充実したレッスンでした。
昼休みに「ゲームセンス」という話になりました。
試合に強いというのは、単にショットが強いということではないことは分かっています。
では、それ以外の要素に何があるのでしょうか。
考えられるのは、配球、予測、判断、それらを多く含めた対応力、そして、「ひらめくセンス」などです。
では、それをどうすれば鍛えることができるのか、向上させることができるのかは大変むつかしい問題です。
でも、私たちコーチが求めるのは、「ここ」にあると思います。
あれこれ考えます。
私の考えでは、「自己分析」できるということです。
昨日のレッスン終了後に、早速、そのことについてミーティングを行いました。
まず自分の課題を挙げてもらいます。
それに優先順位をつけます。
優先順位の一番高いものについて、それを解決するためにどうすれば良いのかを考えてもらいます。
解決策にも優先順位をつけて、書き出してもらいます。
そうすると、自分の一番の問題点は何で、それを解決するために一番必要なことは何かが明確にメージできるようになります。
それを忘れないように、ノートに書き出し、来週はそのことを意識した練習をビデオに撮ります。
そのビデオを見て、さらにメージを深めます。
(買っておいたプロジェクターが威力を発揮しそうです!)
そうやって「自己客観化」の感覚を磨いていきます。
センスとは、ひらめくものでありますが、それを引き出すためには、常に自分を観ることが大切です。
感情的にならず、冷静に自己分析し、それを明確なイメージに変えていく、それがセンスを磨きます。
トップ選手は、そんなことを意識しなくてもできてしまうということです。
でも、そうではない人は、磨かなければなりません。
自分のセンス・・・を。
そんなことを考えることができた大変素晴らしい一日でした。
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