2010年6月25日金曜日
ビジョン(2032)
技術の向上でも、アカデミーの運営でも、あらゆることにおいて長期のビジョンを持つことが大切だと言われます。
しっかりとしたビジョンを持つことで意欲が高まったり、アイディアが閃いたりすので、それが大切な分岐点での決断に役立ちます。
しかし、すぐに結果が見えるものではありません。
長期のビジョンを実現させるためには、うまく行っていない現状に耐える力が必要です。
まさに「ここにないものを信じれるかどうかにある」ということです。
なかなかガマンすることは難しいですね。
子どもたちはうまくいかないと悔しくて泣いてしまいます。
将来に対する不安も大きくなって、今やっていることの自信が揺らいでしまいます。
それをどうやってうまく耐えさせることが出来るかどうかがコーチの役割です。
何度も話をします。
うまくいくビジョンを明確に想像させるように努力します。
それでもうまくいかないことは多いですが、ここはコーチも忍耐力が試されます。
怒っったり、褒めたり、慰めたり、突き放したり・・・いろいろなアプローチを試します。
いつも「どうすればいいだろう?」と考えます。
どうすれば良いのかということに対する明確な答えはありませんが、将来をしっかりと想像することが大切です。
揺らがないビジョンを持つこと、それがコーチの使命です。
いつも夢を語ることができるコーチでいたい、そう思います。
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