2010年6月27日日曜日
ジュニアキャンプ(2034)
金曜日と土曜日にかけて、プリンスのコーチセミナー、ジュニアキャンプに行ってきました。
コーチセミナーにには、30名弱のコーチが、ジュニアキャンプには45名のジュニアが参加してくれました。
コーチ陣は、前回の名古屋でのキャンプと同じく、亜細亜大学の堀内監督、山本育史プロ、高田充プロ、それに私です。
私の今回のテーマもトレーニングについてでしたが、筋肉至上主義に陥らずに、ひとの持つ能力を引き出すためにどんな考え方を持ってトレーニングをすれば良いのかということについて話をしました。
目指すのは、できるだけトレーニングをしなくても、ちょっとしたコツをつかんで上手くなる方法を伝えていくということです。
中には大変ストイックにトレーニングに励む方もいらっしゃいますが、基本的にはトレーニングは嫌なものです。
だから、いきなり強度がどうとか、頻度がどうとか言われても、ちょっと引いてしまいますね。
そういう気持ちができるだけ現れないようにするためには、納得してトレーニングをすることです。
トレーニングの目的や効果、注意点などがどうテニスと結びついているのかをしっかりと伝えるということです。
ここがあいまいだと、トレーニングに対する意識が高まってはきません。
もっとも大切なポイントです。
トレーニングをしてもらったジュニア諸君には、バランスの向上のためのトレーニングを指導しました。
きついトレーニングではありませんが、いろいろことをうまく調整してやらないとうまくできません。
段階的にレベルを上げて、気がつけばバランスが良くなったと思えるように工夫したつもりです。
1回や2回の講習で目に見えてうまくなることを期待してはいませんが、ちょっとだけトレーニングに対する意識が変わってくれれば良いと思います。
この秋には何回かのジュニアキャンプを予定しています。
多くの子どもたちの意識が高まるように頑張って教えていこうと思います。
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