2011年1月6日木曜日
選手と共に成長する(2098)
教えたことのある選手の活躍には胸踊ります。
一緒に南米遠征を行い、フレンチオープンをサポートした添田豪選手。
この南米遠征には、今年の全日本女子ダブルスで優勝した浜村夏美選手、元全日本チャンピオンの中村藍子選手も参加していました。
中村藍子選手は、私の家に泊まって懸命にトレーニングを行いました。
家に泊まってトレーニングをしたといえば、昨年の全日本でベスト4に入り、最高成績のベスト8をクリアした近藤大生選手を忘れることはできません。
残念ながら昨年で引退した高岸知代選手もそうでした。
泣きながらトレーニングをしていた姿は、今でも脳裏にはっきりと浮かんできます。
昨年のダンロップワールドチャレンジで優勝した伊藤竜馬選手もロングウッドの在校生でした。
選手は自分の能力を高めるために必死です。
だからこそ厳しい要求にも耐えられますが、その要求を出すには勇気が入ります。
それが、
「本当に彼らのためになるのか?」
を真剣に考えなくてはならないからです。
近藤選手や高岸選手、中村選手が家に寝泊まりしてトレーニングを行っていた時、心休まる時間はありませんでした。
いつも、
「どうすればいいんだろうか?」
と考えていました。
夜中にふっと考えが浮かんで寝れなくなる時もあります。
なんとも言えない緊張感が自分を包んでいます。
だからこそ、成長できるんですね。
「必死な思いに応える」
そういう気持ちが自分を成長させます。
人間は怠惰な生き物です。
自分の意志ですすむことはなかなかにむつかしいことです。
でも、選手の「強い思い」が自分を高めてくれます。
共生・・・まさにそういう感じです。
これからも選手の思いに応え、それによって成長できるコーチを目指します。
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