2011年1月24日月曜日

お気に入りの風景(2110)




私は基本的に毎朝散歩に出ます。

その散歩の途中に「お気に入りの風景」があります。

私の家は山手にあるので、名古屋市街を眼下に一望できます。

夜景も綺麗に見えますよ。

最近はたくさん家が建って、だんだんと景色は狭くなってきましたが、この眺めは結構いいものです。

その中でもお気に入りは、遠くに万博記念公園の観覧車が見える坂道の風景です。

散歩に出るころは、ちょうど朝日が登ってくる頃なので、グラデーションも綺麗でしばし見とれます。

電線なんかがなければもっときれいなのでしょうが、それでもなんとなく心惹かれますね。

Vフランクルの著書の中に、厳しい収容所の生活を強いられた人の中に、沈みゆくきれいな夕日を見て、

「この星はなんて美しんだ!」

と「感動の心」を忘れない人の話が載っていたように記憶しています。

なぜ感動するのかわかりません。

でも、人が生きるために必要な感性なのではないでしょうか。

朝の散歩なんて面倒なだけだと思っていましたが、何かいい物を与えてもらえる、そんな時間だと考えるようになりました。

でも、やっぱり寒いのはちょっと辛いですね。



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Posted by Picasa

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