2011年1月27日木曜日
観る目(2113)
コーチは選手の動きやフォーム、しぐさなどを見て、その問題点や矯正のためのポイントを探ります。
その「目」はどうすれば養われるのでしょうか?
今日の写真を見てください。
何かがはっきりと写っています。
それがわからない人は、残念ながらコーチとしての「観る目」がないかも・・・です(笑)。
どうですか、なにか見えましか?
答えは置いておいて、見える人にははっきりと見えたはずです。
これは隠し絵というものですが、始めは混沌として何も見えないものが、突然はっきりと見えるようになります。
これがコーチングにおけるヒントになります。
このように突然にひらめく感覚が大切になります。
そのためには日頃から何事に対しても好奇心や興味を高めるということです。
自分や、コーチングに関係の無さそうなものに対しても、何かないだろうかと関心を持って「観る」ということです。
そういう習慣がつくと、何かの瞬間にひらめくことがあります。
どうってことのないことに感動したりします。
この感性がコーチには必要なのです。
実は、この絵の中には犬の絵が隠されています。
ダルメシアンという、101匹ワンちゃんに出てくる黒と白のブチの犬です。
でも、見えるということが大切なのではありません。
どう「観ようとしたのか」という姿勢にこそ問題があります。
「見る」と「観る」は違います。
深くまで洞察しようとする姿勢に「観る」ことの本質があります。
「こうすればだうだろうか」
「こちらからみてみよう」
「ちょっと見方を変えてやってみよう」
そうやって試行錯誤することを、ずっと続けるという「感性」が必要なのです。
見えないとすぐにあきらめる人
端から見ようとしない人
見えないことを正当化しようと必死になる人
こういう人は、残念ながらコーチとしての感性が備わっていないと思います。
すべては、興味や関心、好奇心が決めます。
いつまでも失わないでいたいと思います。
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