2011年4月5日火曜日

純粋性(2159)


今回の大震災で被災した宮城県のジュニアたちが練習を終え故郷に帰りました。

たった10日間ほどの練習でしたが、何か得るものがあれば良いと思っています。

私にできることは多くはありません。

ただ練習場所を与えただけです。

彼らは本当に熱心に練習していました。

目標意識も高く持っています。

こうした状況に負けない強い心を持っています。

何よりも、テニスが強くなりたいという「純粋性」を持っています。

テニスを始めたときの感動や喜び、わくわくするような感覚は年とともに薄れていきます。

でも、それが人間を成長させる一番大きな原動力であることは真実です。

彼らと一生に練習をして、彼らの言葉を聞いて、クラブの子ども達も何か感じたのではないでしょうか。

それを大切に記憶してほしいと思います。

まだ十分に練習環境が整っているわけではありません。

思うように練習できないかもしれません。

でも、「純粋性」を失わない限り、きっと成長していきます。

君たちはもう私の教え子です。

何かあったら連絡してください。

私にできることであれば力になります。

名古屋に来てくれてありがとう。

一緒に練習してくれてありがとう。

また会えるのを楽しみにしています。



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