昨年の広州アジア大会の100メートル、200メートルで2冠の福島千里選手をはじめ、女子短距離のトップ選手がそろう陸上クラブを率いる指導者の話が載っていました。
「私が自分のやり方を貫けたのは、地方にいてあまり情報が来なかったからかもしれない。
情報過多になればオリジナリティーがなくなる。
大事なのは、自分で常に考え続けることだ」
と言います。
私もそう考えます。
教えているのは子どもたちなので、まったく自主性に任せて、ということはありませんが、練習中はあまり口を出さないように心がけています。
試合後のミーティングもほんの短い時間で終わることが多いです。
練習や試合における「気づき」を大切にしたいからです。
感想はノートに書くように指導します。
そういう習慣が「気づき」を生むと考えるからです。
「自分で考える力」をつけて強くなってほしいと思います。
もちろん、私も考え続けます。
貪欲にオリジナリティを求めます。
それが、もっとも子どもたちに適した方法を探し出す唯一の方法だと信じるからです。
もっと、もっと、考える力がほしい・・・そう思います。
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