2010年12月25日土曜日
力を抜いてスイングしよう!(2087)
グリップを厚く握り、ラケット面が上を向いて準備する人は、脇が閉まったテイクバックの形になる。当然スイングでも脇が閉まり、インパクトで肘が下がってしまう。
それに対して、正しいグリップで「シャットフェイス」に構えることができる人は、自然と脇があいた構えになる。
なぜ脇をあけたほうが良いのかは、今までの解説を読んだ方ならお分かりいただけると思うが、その方が上腕をスムースに振りやすく、スイングスピードは速くなるからだ。
これはサービスでは最も大切なポイントだ。
「自分で意識的に力を発揮することはあまりよくない」とストロークの解説のときに説明した。
「手首を強く固定する」とスムースなスイングを妨げてしまうのはサービスでも同じである。
サービスでは特に構えのときに手首の力を抜くように注意してほしい。
ボールを持って構えたときに、上から見て打つほうのラケット面が見えていれば良いが、反対の面が見えている人はグリップが悪いか、手首を強く曲げてしまっている。
ここではできるだけ手首をリラックスさせて構えるようにしたい。
もちろん、テイクバックのときも力が抜けている方が望ましいのは言うまでもないだろう。
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