2010年1月2日土曜日
どう進んでいくのか(1859)
自分の仕事や人生をどうしていくのか、ということを考えない人はいないと思います。
特に年の初めにはいろいろなことを思います。
私もそうです。
自分がこの仕事をどうしていくのか、ということを真剣に考えます。
なかなか答えが見つかるものではありませが、昨年の経験を通して何となく自分の進むべき方向が見えてきました。
大学からスポーツ推薦での入学を認める連絡をもらった時、泣けてきました。
高校生最後の試合で思うような結果を残せなかった選手が、前向きに大学でのテニスを考えて、今まで以上に練習に対する意欲を見せてくれた時、心から嬉しく思いました。
その子が進学を希望する大学の監督から「何とかする」という返事をもらった時、ほっとして、また泣けてきました。
ある子のアメリカに留学したいという希望を聞いた時、自分が夢を持ってアメリカに渡った時のことを思いだしてわくわくするような気持ちになりました。
留学に反対のお母さんが泣きながらも納得し、「大島コーチに会えたことが大きかった」と言われてジーンときました。
私の仕事は「これだ」と思いました。
チームのリーダーとして、試合で結果を残すことは大切です。
高校の監督もやっているので、インターハイでの優勝も目標としてあります。
でも、大切なことは、今できることを精一杯にやるということです。
目標に縛られることなく、自分のエゴに引きずられることなく、「ただテニスを教えること」、そのことがぶれないように生きるということです。
フランクルの本に、過酷な状況にあってもただプライドを持って自分の仕事をやり遂げようとする人々のことが書かれています。
禅の教えで「只管打座」というのは、ただ座禅に打ち込むことの大切さを教えています。
千日回峰という過酷な修行を2回も達成したお坊さんは、「ただ人のために祈り倒すという気持ちしかない」と言っていました。
そんな気持ちでこの仕事に打ち込めたら、きっと幸せな人生を送っていけるだろうと思っています。
まだまだ未熟で、ぶれることも多いですが、何となく芯がしっかりとしてきたような気がします。
ぶれずに進んでいこうと思います。
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