2010年2月10日水曜日
大胆で繊細(1897)
今年卒業する寮生が無事に自動車学校を卒業して、運転免許を取得しました。
一度くらいは彼女たちの運転する車でドライブをしてみたい気もしますが・・・命の危険が・・・
ある子が、教官から「大胆で繊細な行動ができるので運転に向いている」と言われたそうです。
「大胆」であるということは、細かなことを考えすぎずにさっと行動することができるということでしょうか。
「繊細」とは、細かなところに気配りができて、気が付き、事前にうまく回避するなどの行動がとれるということでしょうか。
このふたつを併せ持つということですから、それは運転に限らず、テニスでも、人生でもきっとうまくいくと思います。
スポーツでも何でも「繊細な感覚」というのは必要です。
「空気が読める」というのも、この感覚によるところが大きいですね。
「鈍感力」は時には必要ですが、繊細な感覚は、やはり勝負事では大切です。
でも、「繊細」であるだけに、たくさん考えすぎて身動きが取れなくなってしまうことがあります。
試合を見ていると、ほんの些細なミスに心奪われて立ち止まってしまことをよく目にします。
そうやって自分の行動を縛ってしまうものは「考えすぎ」であることが多いのです。
「なぜミスをしてしまったんだ」とその原因を深く考えても、それに縛られてしまったら次のポイントに気持ちは向きません。
そういう時は、「大胆」に、「まあ、いいか!」と開き直ることです。
その両方を状況に合わせてうまく使い分けること、それはきっと強くなるための必須の条件になります。
そうかあ!この子はそういう「感性」に恵まれていたんですね。
今まで気がつきませんでした。
私の「繊細さ」が欠けているのかもしれません。
反省して、「大胆に開き直って」・・・ドライブに付き合おうと思います。
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