2010年2月21日日曜日
違和感(1908)
カリフォルニア遠征4日目
遠征4日目を迎え、昨日延期になった明日香の試合を含めて、今日から大会が始まります。
レベルがあまり高くはないということと、日本人選手の同志討ちを避けるため、里依は16歳以下、明日香と春風は14歳以下、結花は12歳のエントリーです。
今の力に応じてうまくエントリーしてもらえたと思います。
どちらにしても、自分の力を発揮することが課題なので、思い切ったプレーを期待したいところです。
初戦は、みんなそれなりに緊張感もあって、動きがいまいちでしたが、2戦目からは自分のプレーがまずまず出来ていたように感じます。
特に、里依は、2戦目は第2シードの日本人選手で、苦しい展開が予想されましたが、うまく配球を考えて、打つべきところではしっかりと打ち込むという自分の理想とするテニスができて満点の出来でした。
大変素直な性格なので、言ったことをトライしようとする姿勢も高く、これからの成長が期待出来ます。
明日香と春風はまだ思い切りが悪いと感じるところもありますが、比較的威力のあるラリーボールで攻めることができているので、明日はもっと積極的なプレーを期待します。
結花は少し肘を痛めているので、サービスを怖々打っています。
その影響でいまいちフォアハンドのコントロール精度が低いように感じますが、ラリーの能力の差があるので優勝の本命といったところです。
相手を圧倒するような試合展開ができれば良いと思います。
明日は、里依と結花が準決勝、明日香と春風が準々決勝からの戦いになります。
「思い切ったプレー」がやはり課題になります。
どれくらい「思い」を「切れる」かを楽しみにしたいと思います。
今日の試合に関して、子どもたちからいくつか質問がありました。
「ウォーミングアップはサービス4本ですか?」
「セットブレークって何ですか?」
「ボールって3個使ってやるんですか?」
という質問です。
どれも経験したことがないので分からないのも無理はないですね。
「ウォーミングアップは5分です。」
「セットが終わったら2分間休憩することができます。」
「3個のほうがボール拾いも少なくて済むし、ボールがどこかに飛んで行ってしまってもゲームを続けられます。」
という説明をしなければなりません。
やはりどこかおかしくないですか?
大きな「違和感」を感じます。
子どもたちは正式な(?)テニスのルールを知りません。
知る機会がありません。
それを良しとしていていいのか、とても疑問に思います。
それだけ日本はスタンダードではないということを子どもたちには知ってもらいたいですね。
そして、スタンダードな世界を目指して、自分のできる精一杯の努力をしてほしいと思います。
私が海外に遠征に出るのはこうした目的もあります。
子どもたちが「違和感」を感じてくれれば良いと思います。
明日は、10時30分から試合が組まれているので、いつもより早起きして長時間の運転です。
私も体調を整えて頑張りたいと思います。
なお、試合の結果は、
http://tennislink.usta.com/tournaments/TournamentHome/Tournament.aspx?T=85058
で見ることができます。
このような方法で試合の開始時間や結果を見ることができるのは、試合に参加する側も、運営する側にとっても良いことです。
もちろん、結果の待ち遠しい親御さんたちにとっても良い方法ですね。
海外ではこうした方法がとられることが多くなってきました。
日本でも少しづつ浸透しつつありますが、早くローカルにおいても実現できるように祈ります。
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