2010年3月8日月曜日
表現力(1923)
ブルネイ遠征4日目
午前と午後にポイント形式練習、マッチ練習を中心に練習を行いました。
3日間の練習で余裕を持って取り組むことができ、調整もうまくいったように思います。
やはり事前の準備は余裕が必要ですね。
なかなか早くに現地入りすることができないので難しいところですが、今回は大会開始が一日遅れたため十分な時間が取れました。
次回の遠征では、この点を考慮してスケジュール調整したいと思います。
いよいよ明日から試合が始まります。
可奈と南奈はタイの選手と、詩菜はベトナムの選手との初戦になります。
どんな選手なのかまったく分かりませんが、自分のすべきことをきちんとやり切ることが課題です。
今日のミーティングでは、みんなに足りない「表現力」を磨くことがこの遠征の目的であることを話しました。
相手と戦う雰囲気の弱い選手は強くなれないとも言いました。
自分ではなかなか気づかないものですが、それを認識して戦ってほしいと思います。
それ以外では、暑い中で3セットマッチを戦うための準備をすること、試合をコントロールすることが大切であると話しました。
日本人選手は、試合のコントロールがうまくありません。
英語がしゃべれないことや、強く主張することをためらう気質があって、自分のペースで試合をすることができません。
そういう子が多いということです。
しかし、戦いとなれば、うまく試合をコントロールして、自分のペースで試合をするほうが有利に決まっています。
そのために、しっかりとコールすること、正しくクレームをつけること、レフェリーコントロールを要請することができることを知ること、トイレットブレークを活用することなどが必要になってきます。
日本では3セットマッチの試合を経験することが少ないので容易に理解できないかもしれませんが、これがスタンダードであることを理解して、うまくコントロールできればいいと思います。
そして、何よりも選手として良い雰囲気を持って戦ってほしいと思います。
明日は4周り目に試合が組まれたので比較的余裕を持って試合に臨めます。
体調万全で臨めるようにサポートしたいと思います。
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