2010年3月9日火曜日
修正力(1924)
ブルネイ遠征5日目
今日から大会が始まりました。
午前中に雨が降り、3年前の夜中の12時過ぎの試合が頭をよぎりました。
しかし、昼前ごろに雨も止み、シングルスを順調に消化でき、まずは一安心です。
可奈と詩菜は安定したストロークで相手のミスを誘い、完勝で明日の2回戦にコマを進めましたが、南奈はダブルフォールトを連発して格下に思える相手に逆転負けです。
試合を見ていると、うまくプレーができなくなった時の「修正力」が足りないと感じます。
同じミスを繰り返します。
ミスでテンションを下げてしまいます。
自分で自分の状況を不利にしてしまう試合展開を変えることができません。
どうしてなのかといろいろ考えてみました。
これが正解だとはっきりと言えるものではありませんが、状況を判断して、どうすれば自分が有利になるのかを「考える力」がないということです。
ダブルフォールトを何本もすれば、相手は立っているだけでポイントをもらえるのですから、試合でも精神的にも優位になりやすいものです。
もし、ファーストサービスの確率が20%で、ダブルフォールトが15本の試合をして勝てる確率を考えてみてください。
よほど力の差がない限り、勝つことは難しいと思います。
それに気づいて、相手に有利なポイントを与えないように最善の努力をしなければなりません。
その意識が低いと、何も考えることができないので同じことを繰り返して自滅してしまいます。
うまくなることは大変です。
練習に練習を重ねて、やっと少し光が見え、でも先はずっと長い、スポーツをするとは「それ」を覚悟で臨むものです。
でも、何かのきっかけでブレークスルーがおきて、すうっとうまくなります。
そのきっかけは試合にあることが多いものです。
考えて考えて、試行錯誤して、相手と戦う気持ちを持ち続けている者だけに神様は微笑みます。
だから試合では苦しくても頑張らなければなりません。
これでもか!というくらいの頑張りを見せた時、ひょっとすると「何か」見えるかもしれません。
明日はそんな試合を期待したいと思います。
今日も厳しいことを言いました。
それがいいのかどうかはよく分かりません。
いつもよく分かりません。
でも、「考える力」をつけて「修正力」を高め、強くなるためには、深く思いを刻まなければなりません。
今日の試合が、この遠征が思いを深める場であるために、厳しいことを言い続けなければならないと思います。
しんどい・・・仕事ですね。
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