2011年2月5日土曜日
信頼(2120)
何度も映画「カイジ」の話ですいません。
主人公カイジが、最後の最後の大勝負で、相手の心理を深く読み、それを利用して大逆転勝利を収めました。
そのもっとも大きな要因が「相手を信頼」したといいうことです。
戦う相手を信頼するとはどういう事でしょうか。
カイジは言います。
「俺はあんたを信頼した。
あんたの頭の良さを信頼した。
あんたは俺が今まで会ってきた大人の中では抜群に頭が切れる。
それを信頼したんだ。
だから、きっとあんたはそう考える。
そう考えることを信頼したからこそこの手を打った。」
・・・・と。
相手を信頼する、それは相手の心理を深く読み解き、その考えを把握するということかもしれません。
単に相手を叩きのめそうと思うだけでは、きっと強くなれません。
闘争心は必要です。
でも、本当の強さは、それを超えた相手への信頼・・・これが必要なのだと思います。
試合では、感情的になってはいけません。
感情をコントロールし、相手を知ろうとすることです。
集中とはそういう事です。
そんな感性を身につけて、ぎりぎりの勝負で勝ち切る、勝負強い選手に成長してほしいと思います。
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