2011年2月15日火曜日
なぜ海外遠征にこだわるのか?(2127)
それは、「世界を知ってほしい」という思いがあるからです。
もちろん、自分も、「もっと知りたい」という気持ちは強く持っています。
巨人の星というアニメで、超スパルタな親父が、息子に向かって
「飛雄馬よ、あの星を見よ!」
「お前は巨人の星になるのだ!」
と叫び、大きな目標を息子に与えます。
基本的にはこれと同じ気持ちです。
野球選手に憧れる子を球場に連れて行って、
「どうだすごいだろう!プロになればいつでもここで試合ができるぞ!」
と大きな夢が持てるようにサポートします。
でも、テニスは残念ながら、すぐに「世界」を見ることは難しいです。
プロの試合も多くはありません。
実際にプロになるためにどうするればいいのか、をしっかりとイメージできる機会もあまりありません。
だから、最近の子どもたちは、グランドスラムのことは分かりません。
日本のプロの選手が誰で、どれくらい活躍しているのかも知りません。
練習は一生懸命するけれど、強い意志を育む機会は減っているのかもしれません。
新聞のコラムに、
「最近、海外留学生の減少など、若い世代の内向き志向の強まりがいわれる日本である。
いわば、「世界を見る」「世界を学ぶ」への関心低下か。」
と憂いている記事がありました。
私の憂いもそこにあります。
だからこそ、早い時期に海外への経験をさせてあげたい、その気持ちで活動しています。
海外に行ったからといって強くなるとは限りません。
お金をたくさんかけても成果がでないことを嘆きます。
でも、それは「世界を知る」ということに繋がっているということ理解してほしいと思います。
私が世界を見るようになったのは、30歳を過ぎてからです。
今まで自分の知らない世界がこんなにあったのかと愕然としました。
不安や恐怖もありましたが、もっと知りたいという好奇心が高まり、教職の道を捨てて海外に留学しました。
よく「後悔してないのか?」と聞かれますが、まったくありません。
もしこの世界を知らずに教員をやっていたり、コーチになっていたらと思うとぞっとしますね。
まったく儲けにはなりません。
でも、子どもたちが夢をみることができる手助けをしているという自負は誰にも負けません。
子どもたちに、
「大きな夢を持て!」
と胸をはって言い続けたい・・・それだけです。
今年もたくさんでかけます。
大きな夢を見てほしいですね。
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