2011年2月23日水曜日
好奇心を持つ(2133)
強くなるためにはどうしたら良いだろうかということはいつもいつも考えます。
テニスの技術を教えることはもちろん大切です。
トレーニングはそれ以上に大切かもしれません。
でも、最も大切なことは、「好奇心」ではないかと考えるようになりました。
最近の子どもたちはテニスを見る機会が減っています。
グランドスラムもテレビではやらなくなりました。
ニュースもほんの少しの時間しか放送されません。
だから、子どもたちはグランドスラムが何のことか分かりません。
誰が優勝したのか、今世界ランク一番の選手が誰なのか知りません。
そもそもテニスに興味がないようにも感じます。
でも強くなってくる選手は、テニスのことをよく知っています。
私は、クリニックなどで指導するときに、
「一番好きな選手は誰ですか?」
と聞くときがあります。
「分からない!」
と答える選手が多いことにびっくりします。
この前の広島のクリニックで、高田プロ、山本プロと話をしていて、その記憶力の良さにびっくりしました。
それほど興味・関心を持ってテニスを見ているということです。
私も、テニスの試合を夜中までテレビに張り付いて、食い入るように見ていました。
ボルグとマッケンローの死闘は鮮明に覚えています。
そういう感性の中から、鮮明にイメージを作っていくことができます。
鮮明にイメージを持つことができた選手は、自分の感覚を磨いていきます。
これが強くなるための絶対条件だと思います。
「テニスが強くなりたかったら、テニスに深い関心を持て!」
「強い好奇心を持ってテニスに取り組め!」
これが強くなるための法則です。
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