25日から震災で被災した地域のジュニア選手を受け入れての練習が始まります。
今のところ、7名のジュニアが参加をする予定です。
子どもたちから私のところへ参加の申し込みをするメールには、
「どうしてもテニスがしたい!」
という強い思いが伝わってきます。
「周りにはもっと悲惨な状況に置かれている方が大勢いるのに、こんな時にテニスの事を考えてしまうのは悪い気がします。でも、自分の夢はプロテニスプレイヤーになる事です。今年は全日本ジュニア出場を目指して練習してきました。ここでテニスができる環境になるまで待っているのは簡単ですが、自分は前進したいのです。」
「今回の震災で家を無くしてしまった友だちや安否不明の先輩などがいるなか自分がこのような練習に参加するのはとても申し訳ないのですがこういうときにこそこのような御厚意で作られた機会を生かし全力で頑張りここでの経験を生かそうと思っています。」
「新人団体戦全国選抜出場しました。学校が気仙沼なので出場辞退となりました。今回の地震の影響でろくに練習できない状態、全国選抜も辞退という悔しい結果でした。インターハイにかけたいので強くなりたいです。」
「家が気仙沼の唐桑町という小さな町にありますが、地震と津波で大きな被害を受けました。家は高い所にあった為、家族全員無事でしたが目の前の家や船が流され大好きだった眺めが一瞬にして無くなりました。このような状況になった今、テニスをしていいのか私も悩みましたが、このような機会を作って頂いた事に感謝し、参加して一生懸命頑張ろうと思っています。」
子どもたちの声を聞くと胸が熱くなります。
この思いに応えなくてはならない・・・そう思います。
一生懸命にテニスをしましょう!
そして、みんなの元気が大きな力になるように頑張りましょう!
がんばろう、ニッポン!
大島コーチ
返信削除中々出来ない事だと思います。
大島さんの様なコーチがいる事は、
日本テニスの誇りだと思います。
濱浦コーチへ
返信削除お久し振りですね。
私が頑張らなければ、と思うのは、濱浦コーチはじめ、海外で頑張っているコーチの姿を思い浮かべる時です。
そのエネルギーに負けないようにしよう、いつもそう考えます。
遠くはなれていても、多くの人達にエネルギーを与えているということです。
これからも私のできる限りのことをやっていこうと思いますので、よろしくお願いします。