2011年3月4日金曜日

イマジネーションを磨く(2140)






















ブルネイ遠征1日目

無事にブルネイに到着しました。

ホテルの対応も良く、快適な生活の中で良い経験ができそうです。

初日のミーティングでは、今回の遠征の目的について話をしました。

もちろん、ポイントを取ることが目的ではありますが、もっと大切な事は「世界を知る」ということです。

日本の子どもたちは、テニスの世界のことを知りません。

グランドスラムが何か程度なら知っていますが、そこに出るためにはどうすれば良いのかは分かりません。

まずは、興味を持って知ることから始めようと思います。

人がその才能を伸ばすためにもっとも大切な事は「イマジネーション」です。

自分のプレーを想像し、なりたいプレーヤーになり、トップ選手のショットを真似て「イマジネーション」を磨きます。

テニスに深い関心がなければ決して生まれません。

それを磨くきっかけにしてほしいのです。

日本の子どもたちは世界で一番練習します。

でも強くはありません。

特殊な環境でテニスをしているので、練習して勝つことにしか意味を見出せなくなっているのかもしれません。

だから、世界のテニスにはあまり興味を持てません。

目標は全日本に出ることに限定されてしまいます。

それが手に入らないと、テニスの世界に嫌気がさしてしまいます。

でも、勝てなくてもテニス世界に深い関心を持てば、いろいろな世界が見えてきます。

海外に留学したい夢が広がるかもしれません。

テニスジャーナリストになりたいと思うかもしれません。

自分で選手を育ててみたいと思うかもしれません。

何よりもしっかりとしたイマジネーションを育んで、夢が広がります。

それがテニスをやっている喜びにつながっていきます。

私は子どもたちにテニスで大きな夢を見てほしいと願っています。

今回の遠征がその一歩になれば幸いです。

明日から真夏の暑さの中での練習が始まります。

急がないように、慌てないように、しっかりとサポートしたいと思います。



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