2010年6月11日金曜日

見返りを求めない(2018)



子どもたちの能力を伸ばすには、「積極的受容性」が必要だと言われます。

「ただ見守る」という考え方や姿勢のことです。

コーチに必要な資質として、この「受容性」を挙げましたが、なかなか難しいですね。

自分が一生懸命にやっていると、その見返りを求めます。

自分以外の人のために頑張っていると、その人の頑張りや見返りを求めてしまいます。

それがあまりに嵩じてしまうと、自分の求める結果が得られない時にその人を責めたり、罰を与えるような行為が過ぎてしまいます。

そういうことが功を奏する場合もありますが、あまり望ましいとは言えません。

以前に、積極的受容性について、

「積極的受容性とは、変えられないものを変えられないものとしてしっかりと受け止めて、そのことを認め、変に固執したり、後悔したりしない姿勢や考え方のことを言います。」

と書きました。

この姿勢がコーチには必要だということです。

見返りを求めず、自分の信念に従って行動することでコーチとしての能力も高められると思います。


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