2010年3月2日火曜日

勉強する(1917)



昨日は寮生の試験勉強のサポートをしました。

数学やら英語やら、はたまた社会まで・・・苦手が多いようです。

特に数学が苦手な子は多いですね。

それにはいくつか原因があると思います。

ひとつは、数学がこれからの人生に役に立たないという意識です。

実際に計算などはコンピューターは瞬時にやってくれます。

単純な計算は電卓で問題ありません。

これらくらいのことができれば実務的に問題ないので、今苦労して学ぶことはないという考え方です。

でも、この考え方は当たってはいません。

なぜ数学を勉強するのか、それはまさに「脳力を鍛える」からです。

解答を得るためには、頭の中であれこれパズルを組み合わせるかのように思考がめぐります。

そうした混沌とした中にあって、解答は突然に「ひらめき」ます。

「ひらめきを引き出す」、「発想を豊かにする」、そのために数学はとても役に立つということです。

この「脳力」は、人生にとても大切になります。


だから、一番頭が柔軟で、発達しているこの時期に、そういう考え方や意識を持ってもらうために一生懸命勉強するんですね。

まあ、私もこの時期に偉そうに言えるほど勉強したわけではないので大きなことは言えません。

だから、反省の意味を込めて、今は言っておかなくてはなりません、「勉強しなさい」・・・と。



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Posted by Picasa

2 件のコメント:

  1. いやあ、おっしゃる通りです。文章を書いたり、人に話す時には論理的思考力が必要で、まさに数学の世界なんですよね。学生時代に、理系の科目をおろそかにしたことをこの歳になって後悔してます。(笑)
    ここを見ている高校生諸君!コーチの言うとおり、理系の科目、特に数学をしっかりと勉強してください。文系科目は社会に出てからも十分できますが、論理的思考力は若いうちから癖をつけておいた方がいいですよ。

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  2. 後悔はきっと私の方が大きいです(笑)。

    でも、思うんです。

    勉強を教えることよりも、勉強の仕方、面白さを教える方が大切だなあ・・・と。

    テニスも同じですね。

    その面白さ、奥深さ、素晴らしさ、そんなものを教えていきたいと思います。

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