Memory Board: 日本人気質(1921)

ブルネイ遠征２日目

今日は少し遅めの朝食をとって軽めに練習をしました。

暑いので体は動かしやすいと言っても、体はまだ順応していないので無理は禁物です。

ボールやコートサーフェイスも違うので、ゆっくり丁寧に打つことを心がけます。

久しぶりにかく大汗に少し戸惑いながらも、集中して練習できたのではないでしょうか。

午後はポイント形式練習を入れながら、徐々に動きを大きくしていくようにアレンジしました。

思いのほか対応も良く、うまく力を発揮してくれそうです。

午後になると、男子のナショナルチームも合流し、にぎやかな雰囲気になってきました。

東京からのチーム、シンガポールとタイからのチームと合わせて、練習をしているのは日本のチームばかりです。

試合に備えて早目に現地に入って調整するのが当たり前だと思うのですが、それをきちんと行っているのは日本のチームだけだということです。

これは、どの大会に行っても基本的にはそうです。

生真面目な日本人の気質を表していると思います。

練習態度もまじめで、多くの外国人コーチから高く評価されます。

以前はその生真面目さが裏目に出て、試合での緊張感を不必要に大きくして力が発揮できないこともありましたが、最近は精神的には余裕を持って、すべきことに焦点を合わせて試合に臨めているように感じます。

日本人の気質が良い方向に向いているということですね。

多くの経験を積んでうまく対応できているということでもあります。

明日も自分たちのすべきことをしっかりとやり切ることを目標に練習したいと思います。

夕方からはショッピングモールに食事と買い物に出かけました。

やはり女の子です。

買い物には目がないようで、楽しそうに歩きまわっていました。

私も付き合おうかと思ったのですが、エスカレーターのところでつまずいたときに、どこかで足の裏を切ってしまいました。

少し傷が深く、血が流れ出したのでうずくまって止血していると、どこかの店員さんが包帯などを持ってきて助けてくれました。

こういう思いやりは本当にうれしいですね。

チョコレートの詰め合わせを持ってお礼をしてきました。

またひとつこの国が好きになりました。

まだ十分に止血できず、痛みもあるので、明日は一緒にテニスをすることはできませんが、できる限りのサポートをしていこうと思います。

変な所でつまずいて怪我をするなんて、衰えてきた証拠ですね・・・ああ、痛！。