2010年7月2日金曜日

「振り切れ!」のアドバイスがうまくいかないわけ(2039)



テニスのアドバイスで「もっと腕を振れ!」とか「振り切れ!」というのは良く聞くアドバイスである。

そうアドバイスをすると、見事に鋭いボールが打てて、「よし、いいぞ!」ということになる、なんてことは少ない。

どうしてうまくいかないのかというと、「振り切れ!」と言われるとやたら腕の力で振ろうとしてバランスを崩したり、インパクトのタイミングがずれたりするからだ。

腕の力でラケットを振り回しても偶然うまくいくこともある。

それを見て、「おっ、いいぞ!」ということになるのだが、良いボールを「打ち続けること」が強くなるためには重要なので、たまにしか良いボールが打てないのでは勝つことも強くなることも難しい。

ゴルフのドライビングコンテストのように一発の強さだけを競うような競技であればそれでも良いかもしれないが、強くなるためには何よりも続けられる「安定感」が大切だということは忘れないでほしい。


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