2010年7月10日土曜日

上腕を止める(2047)



先に説明したように、上腕を止めることで前腕、ラケットを素早く振ることができる。

上腕を止めるためには、肩の後ろの筋肉と背中の筋肉を「ぎゅっ」と縮めることだ。

腕の力を使ってラケットを振ろうとすると、上腕の前の筋肉(上腕二頭筋といいます)を強く縮めようとするのが普通であるが、それとは全く反対の動作になるので注意してほしい。

胴体の回転の力で振り出された腕を背中の筋肉を使って止める感覚は、始めのうちはなかなかつかみにくいが、とにかく力を抜いて、姿勢に注意してラケットを「振り切る」ことだけを考えて素振りを繰り返すことだ。

姿勢が前かがみになっていたりすると、うまく背中の筋肉を使うことができず、上腕を強く止められないのでしっかりと意識するようにしてほしい。

もちろん、ボールを打つときはできるだけ簡単なボールを何度も打つことが大切だ。

早く習得しようとして焦る気持ちのままで練習することがもっとも上達を遅らせる。


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