2010年7月23日金曜日

基本のドライブを身につけろ(2056)



こう考えてくると、「ドライブボール」がいかに「自然」で「基本的」であるかがわかる。

もちろん、人によっては「フラット」にこだわる人もいるだろう。

しかし、実際には純粋な「フラットボール」は存在しない。

テニスは限られたコートに入れなくてはならないスポーツなので、より確率良くインコートに打ち込むためには順回転をかけるほうがはるかに有利である。

実験的に調べた結果でも、「フラットで打ってください」と指示して打球してもらったボールのほとんどは順回転のボールであった。

「フラット」を打つように心がけてうまくいくことと、実際に「フラットボール」を打つこととは違うのである。

さて、ここまで説明して「ドライブボール」がより「基本的」であることは理解できたと思うので、それを効果的に練習する方法を解説していこう。

練習の内容は体力や技術レベル、年齢などによって変わってくるが、テニスをある程度はやっている方たちを対象とする方法を解説していくことにする。

まずはグリップであるが、以前に解説した「自分のグリップ」でより「自然」に握ってほしい。

そして、前に解説した「振り切るスイング」を何度か行ってみよう。

その時「フィニッシュ」の姿勢がどうなっているのかを確認してほしい。

肘が軽く曲がって少し上に引きあがり、手首の力が抜けてラケットヘッドは少し下がっているだろう。

ほとんど方はこの形になる。

それが「自然」だからだ。

もし、そうでないならば、ストレッチやリラクゼーションのようなトレーニングを熱心にした方が良い。

そのフォームで打つことを練習するよりもはるかに効果的だ。

この「フィニッシュ」の形が良いことが素晴らしいスイングに結びつくことが多い。


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