2010年7月5日月曜日

納得できる試合(2042)



今年のウィンブルドンは、ナダルとセリーナの優勝で幕を閉じました。

グレートチャンピオンの圧倒的な優勝に拍手を贈りたいと思います。

しかし、この大会でもっとも印象に残ったのは、男子1回戦のイズナーとマユの壮絶なる試合です。

ファイナルセット、70-68という信じられないようなスコア。

3日間、計11時間にも及ぶ熱闘は、まさに歴史的な試合です。

この試合を見て、色々なことを思いました。

「テニスはやはり格闘技だ」

「最後は体力のあるものが勝つ」

「ロングゲームはやはりドラマがあるなあ」

などなどです。

でも、一番に思うのは、

「これだけ戦えば、負けても悔いはないだろうな」

ということです。

自分の持てる力を出しきって負けたのであれば、納得します。

納得できれば、自分の弱さを見つめ、その上で次のステップに向けての力が湧いてきます。

今のジュニアを取り巻く世界は、その「納得できる試合」が少ないと思います。

競技スポーツである以上、勝ち負けは仕方のないことだと思います。

でも、負けたことを納得できる試合であれば、きっとその試合を通して子どもたちは大きく成長していく、そう考えます。

負けてしまったマユに、是非そのへんのところを聞いてみたいものです。

私の知り合いの山形コーチがテント生活をしながら今年のウィンブルドンの観戦をしたそうです。

この試合見たのかな?

11時間見続けたとしたら、褒めてあげたいと思います。


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2 件のコメント:

  1. 申し訳ないです。
    2番コートに居て見てません!しかし、コートのスコアーボードに登場したのは 23-24から 自分たちは2番コートの指定が有ったため行きませんでしたが40-40になった時見に行きましたが、コートの周りは見動けとれないほど・・・センターコートの屋上からは マッケンロー その他過去の功労者が見守ってました。本当に近づくこと不可能でした。次の日の新聞に 一番大変だったのがチェアアンパイヤーと書いてありました。トイレットブレークが選手には3回あったのですが、主審はずっと座ったままって書いてありました。審判(主審)も格闘技ですね~

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  2. あの試合を見逃すとは、まだまだですねえ(笑)。
    でも、ほんと、チェアアンパイヤには何か賞の一つでもあげて欲しいですね。
    一番根性があったのは選手ではなく、審判だったかもしれません。
    いつの日か、そういう歴史的な試合に立ちあってみたいものですね。
    また一緒に行きましょう!

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