2010年1月6日水曜日

全体をみる(1863)



自分の体を好奇心を持って眺めてみると、いろいろなことが分かります。

ケガをすると、筋肉の質が悪くなることがはっきりと分かります。

まず感じることは、委縮してしまうということです。

私は右利きでテニスをやっているので、当然右腕のほうが太く、筋力も大きいです。

しかし、ちゃんと触ってみると太さを感じられません。

また、軽い負荷に対して筋肉が過剰に反応することも感じられます。

それだけ筋力低下が著しいということです。

ほんの3週間ぐらいの間ですが、量や質の低下がはっきりと見られるということです。

また、実際に痛いのは肘ですが、肩や手首にも痛みや違和感を感じます。

ここで大切なことは「全体をみる」というとです。

痛い部分だけを見て、その部分だけを対象としてアプローチしてもあまり効果がない場合も多いです。

痛みを感じるようになった状況を判断し、それに関係する部位も併せてみることで根本の原因も把握できるようになります。

なので、今は手首と肩の強化も行うようにしています。

痛みがあるだけに、その連動性を強く感じます。

人間の体は大変良くできていて、ちゃんと連動しながら、お互いをかばい合いながら機能していることを不思議に思います。

指導するときに心掛けるのも「ここ」です。

単にショットが良いとか悪いとかだけを見て判断するのではなく、全体のつながりの良し悪しをもっとも大切な判断の基とします。

なかなか難しいことですが、イマジネーションを豊かに持って、「全体をみる」という意識を忘れないようにより良い方法を探っていこうと思います。


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