2010年1月13日水曜日

行動を評価する(1869)



コーチという仕事は人とかかわる仕事なので、その評価は厳しいものになります。

また、選手から選択してもらうことが前提なので、その経験や身なりなど、第一印象での評価も大切です。

知識や経験、技術、身なりなど、コーチ本人の持つ資質に対する評価を「人物評価」と言います。

なかなか内面がどうなのかということは分からないので、見た目の雰囲気や実績、肩書などで判断します。

それを高く評価してもらいたくてやたらと肩書をちらつかせたり、有名人を知ったいるということを吹聴する人がいますが、評価は決して上がらないですね。

それはあくまでもひとつの参考程度だと考えてください。

大切なことは、その「行動を評価」してもらうということです。

コーチとして、どのような態度や行動をしているのかということが本質的に問われるということです。

どのような行動が望ましのかというと、

1.他人のために動く

2.信念に従って動く

3、責任をとる

ということです。

コーチの仕事の目的は、「その人の持つ能力を引き出す」ということなので、そのことを第一に考えて行動しなければなりません。

いつもそう考えることです。

家族との時間やプライベートが大切ということは分かりますが、プライオリティをどこに持つのかということは大切です。

また、選手の気持ちが揺らがないように、「自分の信念はこうだ」と強く主張することも必要です。

「絶対に大丈夫!」という強い気持ちを選手以上に持っていなくてはなりません。

そして、うまくいかなかったり、何かトラブルがあった時は、自分の責任として捉えることです。

一生懸命に教えます。

それでもうまくいかない時のほうが多いものです。

これ以上やれないというぐらいの気持ちを持って臨んだとして、それでも成果が上がらない時は自分の至らなさを顧みるということです。

「そういう責任が自分にはある」と常に考えるということです。

なかなかそういう気持ちや行動を評価してもらえることはないですが、そのことを期待しないで、自分のすべきことをやりきることが大切です。

しっかりとした行動目標に従って行動することを目標にしていかなくてはなりません。


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