2010年5月2日日曜日

想像力を刺激する(1978)



昨日は、「プリンスジュニアキャンプ」ならびに「コーチセミナー」でした。

これは私が発案したものですが、企画当初はそれほど大げさなものではなく、東海地区のコーチの有志が集まって子どもたちのために何かできないのか、という程度のものでした。

しかし、グローブライドさんのご尽力で、講師陣として、山本育史プロ、高田充プロ、亜細亜大学の堀内監督を招いて頂き、思いもよらない盛大かつ中身の濃いイベントとなりました。

前日は、山本プロ、高田プロとの懇談の席で、ジュニアを育成しているアカデミーの現状とその問題点に話題が及び、これからどんな視点で育成に取り組んでいくのか、というようなところまで話が進みました。

育成のアカデミーは毎日が試行錯誤の連続で、それぞれに工夫をしながら自分の夢を追っているということを感じられてとても嬉しく思いました。

また、亜細亜大学の堀内監督のセミナーはいつ聞いても刺激的です。

セミナーで話をすることは比較的得意な方で、自分ではまあまあ評価されているのではないかなと思っていますが、堀内さんの話を聞くと、まだまだ及ばないことを実感させられます。

今回は、あまり時間がなくて、セミナー開始前の30分ほどしかじっくりと話を聞くことはできませんでしたが、とても刺激的な時間を与えてもらいました。

ざっと書くと、

ターゲットの工夫で、立体感を高める
時間を作るためのショットを打つ
コートセンスを高める
ガラス面にターゲットを作ってみる
ショートボールゲーム(サービスボックスゲーム)の重要性

などです。

箇条書きにしてみてもピンとくるものではないですが、短時間の間にこれだけのアイディアが私から導き出されたということです。

良い話し手というのは、単に話で感動を与えるというものではなく、豊富なイマジネーションを導き出すことができる人であると考えています。

そういう意味で、堀内監督は日本のトップの話し手だということが言えます。

彼の書いた本がテニスの関係では一番売れているというのもうなずけます。

一日経った今も、私の想像力のエネルギーは高まっています。

この秋には、私自身が企画する「コーチングセミナー」があります。

どんな話をするにせよ、聞いてくれた人の想像力を刺激する、そんなセミナーにしたいと思います。

山本プロ、高田プロ、堀内監督、そして参加してくれた70名を超えるジュニアの選手諸君、お疲れさまでした。

みなさんの情熱に負けないように私も頑張ります!


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Posted by Picasa

2 件のコメント:

  1. 大島コーチ
    プリンスジュニアキャンプでお邪魔した高田です。
    前日の食事会での「育成アカデミー」についてのお話は、
    自分自身考えさせられることが多かったです。
    またお会い出来る日を楽しみにしています。

    返信削除
  2. 高田プロ、私の方こそお会いできて、楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。

    何年やっていても育成のアカデミーをどうしていけば良いのかということについてはよく分かりません。

    私よりも選手として経験も豊富で、幅広いネットワークを持っているプロのアカデミーには大いに関心があります。

    機会がある時にお邪魔して、またいろいろとお話を聴かせていただきたいと思います。

    よろしくお願いします。

    返信削除