2010年5月25日火曜日

ちょっと変わってる(2001)



錦織圭がフレンチオープンの1回戦を突破しました。

怪我から復帰し、不安や緊張もあったと思いますが、チャレンジャーで2週連続優勝した勢いもあって、いい流れで試合に臨めたのではないでしょうか。


多分、多くの報道陣が詰めかけたと思います。

プレッシャーはより大きくなります。

でも、彼の性格というか性質を考えると、プレッシャーは大きな問題ではないように感じます。

普通の人間であればプレッシャーが掛かると力を出すことはできません。

だから緊張しないようにしようとしますが、それはとても難しいことです。

そう思えば思うほど緊張は大きくなりますね。

彼も緊張します。

まったく緊張しないような鉄面皮のような人間ではありません。

インタビューでも「マッチポイントでは手が震えた」と言っています。

でも、プレーに入ると、そういったことに気持ちを持っていくことがあまりありません。

プレーに対する集中力が並ではないということです。

だからこそ、自分の力を試合で発揮できます。

100%に近いだけの力を出し切れる特殊な才能を持っています。

自分の体の限界まで使うことができるので、怪我が心配ですが、その能力は他のトップ選手と比べても高いものがあるので、それを活かして勝ち進んでほしいですね。

こういう能力を持っているということは素晴らしいことですが、やはり、「ちょっと変わっている」ひとが多いですね。

普通の人ではないので、この「ちょっと変わっている」というのは、トップ選手になるための条件であるように思います。

「変わっている」というと、何か悪いことのように聞こえますが、人とは違う能力を持っているという素晴らしい才能、資質です。

その才能が大きく開花することを願っています。

がんばれ!圭!


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