スポーツの世界でも、「リセット」することの大切さが説かれます。
「もう一度原点に戻って」
というのが「それ」です。
ものすごく難しいことで、面倒で、それがプラスになるのかどうかもわからないので不安になります。
でも、だからこそトライする価値がある、そう考えてはどうでしょうか。
この前、試合に負けて、落ち込んで、泣きながら電話をしてきた子がいます。
「もう、どうしていいかわからない」
複雑にプログラムが入り混じって、動作が不安定になったパソコンのようです。
パソコンのようにリセットできればいいのですが、なかなか簡単にはいきません。
思い切って練習環境を変えてみる
コーチを変えてみる
開き直って多くに試合に出場する
いったんそのスポーツをやめてみる
いろいろな方法がありますが、どれがいいのかは分かりません。
ただ、
「やめないでほしい」
そう願います。
年齢の低いときに勝っていた子が、だんだんと勝てなくなってくると苦しくなります。
体格差がなくなって、周りの子の技術レベルも上がってきて、それまでのアドバンテージがなくなってきます。
でも、
「前は勝っていた」
というプライドはなくなりません。
「いつでも挑戦者の気持ちで!」
といいますが、簡単ではありません。
自分だけが取り残されていく、そんな気持ちになります。
こんな時、巷のメンタルトレーニングはあまりあてにはなりません。
親やコーチのなぐさめや激励も皮肉に聞こえます。
だから、ただ見守るしかない・・・そう思います。
今は、苦しくても耐えてください。
がまんして、がまんしてテニスを続けてください。
きっとテニスの素晴らしさに気づきます。
テニスを始めたころの喜びや感動がよみがえってきます。
そう感じることができたとき、テニスを続けてきたことに感謝します。
私たちコーチは、そう願うしかありません。
でも、いつでも手を差し伸べる準備はしています。
それを信じてください。
君が立ち上がって、前を向いて歩き始めるのを待っています。


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