2011年1月11日火曜日

自己分析(2101)



コーチのアドバイスによって見違えるほどうまくなることもあります。

でも、それはきちんと「自己分析」できる能力があってのことです。

ただぼうっと聞いていてもあまり効果はないということですね。

この「自己分析」の能力を高めるために有効な方法のひとつにビデオがあります。

自分のフォームを客観的に観ることができるので、自分のスイングイメージがはっきりします。

自分の感覚とのズレに気づいて、フォームを修正することが容易になるかもしれません。

ビデオを撮られることを嫌がる選手は強くはなれません。

自分のビデオを観ることを積極的にしない選手は強くはなれないということです。

ビデオは自己分析をするためにはとても役に立つものです。

それを嫌がったり、積極的に活用しようとしない選手が強くなれるはずがありません。

また、調子が良かったときのビデオを見て、それで調子がもどると考える選手は強くはなれません。

今の自分に足りないものを見つける、新しい自分のフォームを手に入れる、という積極的な考えを持たなくてはいけません。

過去を振りかってばかりいてはいけないということです。

私が指導してきたプロの選手は、そういう事に関してはとても貪欲です。

ビデオを見ながら、何十分も話をします。

次々と新しい発見が当たり、気づきがあります。

それがすべて成長につながるということではありませんが、この姿勢は強くなるために大変重要です。

年末に行われた「トップジュニア・テニスクリニック」で、フォームをビデオで撮影してアップしました。

ロングウッドの選手は、メンバーページにビデオをアップしてあります。

何回見ましたか?

何度も、何度も、飽きるほど見て、それでもまだ見たいと思う気持ちがなくては強くはなりません。

ビデオを撮って、それを編集してアップするのは大変面倒な作業です。

でも、それによって「自己分析」の資質を高めることができます。

大切なことは「自分に深い興味や関心」を持つということです。

それがなければ何も新しい発見や気づきはありません。

そして、それが「ブレークスルー」につながるもっとも大切なことだということを忘れないでほしいと思います。


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Posted by Picasa

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