2010年2月2日火曜日

「待つ」こと(1889)



「待つ」ことは難しいことです。

人は自分のしたことの見返りを期待するからです。

子どもたちのために一生懸命にエネルギーを使っている親御さんはなかなか「待つ」ことができません。

「これだけやったんだから結果が出て当然だろう」と思ってしまいます。

でも、現実にそうならないことが多いので、焦って、感情的になります。

私も期待します。

でも、ちょっとだけです。

それよりも「自分が子どもたちのためにやるべきことをちゃんとやっているのか」の方が気になります。

自分がやってもいないのに、成果を期待してはいけません。

そう考えます。

そう考えることができると、ちゃんと「待つ」ことができるようになります。

人がいつ大きく成長するのかは誰にもわかりません。

何かのきっかけで大きく成長することは確かですが、何がきっかけになるのかは分かりません。

だからきっかけなるだろうと思うことや子どもたちが望むことを何とかやってやろうと思います。

でも、その成果を期待してはいけません。

ただやり続けることを楽しむことです。

そして、その時が来るかもしれないとちょとだけ期待して「待つ」ことです。

「待つ」ことができれば、きっと自分の使っているエネルギーが消耗ではなく、活力になっていくと思います。

私は、子どもたちが楽しそうにテニスをやっている姿を見ることだけが楽しいのではありません。

苦しくて泣いている、迷ってどうして良いの分からない、焦って自分を見失っている、すべての子が私のエネルギーになります。

だから「待つ」ことも私のエネルギーになります。

そうやって楽しみながら子どもと一緒にいる方がいいですね。

私はそう考えます。


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