2010年2月7日日曜日

個性(1894)



指導する時、大きく迷う時があります。

それは「矯正」するポイントなのか、「個性」なのかということです。

コーチは、今の子どもたちのフォームや動きを見て将来を想像します。

今までの経験や知識を総動員して、できるだけ良い未来になるように指導をします。

でも、比較のしようがないので、最後は自分の決断を信じて進みます。

特にグリップの矯正には気を使います。

グリップというのは、自分の感覚と直接結びついているので、自分で心地良いと感じるグリップで握っています。

それを変えるのはとても大きな違和感を持つということです。

もちろん、初めはうまくいきません。

うまくいかないと、「やめておけば良かった」と思ってしまいます。

そうやって迷う時、私はその子のショットを見て、より良いイメージがわくものであれば、矯正のための指導をします。

大きな「忍耐力」を子どもたちに求めます。

でも、時にはうまくイメージがわかない時もあります。

そういう時は、元に戻すこともあります。

これは回り道ではないですね。

一度違うことをやってみて、それがより良いものだと気づくことで前に進んだということです。

大切なのは、より良いものを求めてトライし続けることです。

トライを忘れてしまっては、本物の「個性」は輝いては来ないと思います。

私は子どもたちの「個性」を磨きたい・・・そう思っています。


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