2009年11月1日日曜日

勝負師(1797)



今日の午後は雨が降ったので、少しだけトレーニングをして、何人かの生徒を連れて映画を見に行きました。

「カイジ」です。

原作を読んだことがあり、「勝負師」の心理を描くこの映画には大変興味があったので喜んで出かけて行きました。

物語は、さえない人生を送る主人公が、一発逆転の賭けを主宰するグループの誘いに乗って、何度も負けることを経験しながら、最後に逆転で勝利するというものです。

現実離れした賭けの世界を描いているので、中高生にはどうかなとも思いましたが、なかなかどうして示唆に富んだ良い映画だったと思います。

何よりも、生死をかけるぎりぎりの勝負事での心理描写は、戦いに生きる者には参考になるというか、ここまでしなければ勝てないという「覚悟」のようなものを感じさせるという点で素晴らしいと思います。

この映画の原作者の本は、「テン」や「アカギ」などいくつも読みましたが、どれも鋭い心理描写でぐっとくるものがあります。

そして、戦いに勝つということは、欲や願望などを超えてただその勝負にだけ集中すること、そのために全身全霊を賭ける覚悟を持ちながら、最後は開き直ることができる感性が必要なのだということを考えさせられます。

ぎりぎりの勝負は息が詰まるほど苦しいものですが、それを乗り越えて勝利した時、本当の戦いの素晴らしさを知ると思います。

そんな戦いの素晴らしさを伝えていこうと思います。

写真は、無謀にも自信満々で将棋の勝負を私に挑み、いとも簡単に返り討ちにあった子どもです。

まだまだ「勝負師」としては未熟ですね。

いつでもかかってらしゃい!


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Posted by Picasa

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