2009年5月9日土曜日

泣く子は育つ(1621)



試合で負けると泣く子は多いです。

もちろん、悔しいから泣けてきます。

本当に悔しい時は、何時間も、何日もそのことばかりを考えてしまいます。

そんな時、コーチは、

「気持ちを切り替えて、今すべきことに集中しろ!」

と叱咤したりします。

そうすべきなのは分かっていても、なかなか難しいことですね。

私も、そう言います。

でも、そうできないことも知っています。

また、本当の悔しさを知った時、大きく成長するチャンスがあることも知っています。

だから、泣くのをじっと見ています。

本当に悔しくて泣いているか、そうでないのか・・・を。

泣くことは恥ずかしいことではありません。

感情を浄化する作用もあります。

でも、ガマンして、ガマンして、それでも本当に悔しく悔しくて、たまらなくて泣けてきた時、そこから成長していくのです。

思いの深さがないと、泣いても育ってはきません。

「泣く子は育つ」、は真理ですが、どう泣くのかは大切です。

まずは、泣かないようにガマンしてください。

ぐっと耐えることを大切に思ってください。

それでも、どうしようもなく泣けてきた時は、思いっきり泣いてください。

そこから立ち上がった時、きっと君は成長しています。

また、一緒に歩いていこうと思います。


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3 件のコメント:

  1. 新しいサイト、新鮮でいいですね。
    特に写真が爽やかすぎます!!
    大島コーチの様々な変化に、また刺激を受けそうです。

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  2. 大島コーチの「タフでなければ強くなれない!」からずっと愛読しています。ブログに気づいたのは1年くらい前でした。
    「タフでなければ強くなれない!」は連載最終回までコピーをとって、当時の担当コーチに「読んで欲しい。」と渡しました。私自身も、何度も読み返しました。
    大島コーチにはお会いしたことはありませんが、文章を読んでいると、コーチのテニスやジュニアに対するまっすぐな気持ちが伝わってきて、勇気づけられます。
    これからも、更新たのしみにしています。
    そして、応援しています。

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  3. 桑野コーチ、ぽんすけさん、コメントありがとうございます。
    新しいものを作ることは新鮮な気持ちで、前向きになれるのがいいですね。
    これからもいろいろとチャレンジすることを忘れないで進んでいこうと思います。

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