
テニスの試合はガマン、ガマンの連続です。
思うように打てない、
負ける恐怖心に襲われる、
相手のミスジャッジに腹が立つ、
など、イライラして感情をコントロールできなくなっても、相手に殴りかかるわけにはいかないので、ひたすら耐えなくてはなりません。
その時、「ガマンの力」が足りないと、自分の力を十分に発揮できません。
実は、子どもたちが戦っている時、私も「ガマン」しています。
トイレに行くのをギリギリまでガマンします。
お腹が空いても食事をするのをガマンします。
その方が、「観る集中力」も高まってきます。
昔、パチンコが趣味だった頃、勝っている時は、同じように食事やトイレをガマンします。
そうすると、散漫になりがちな集中力を維持して、そのことによって勝てる確率は上がっていたように思います。
実際に勝っていました。
これが「ガマンの力」だと思います(・・・多分)。
「ガマンの力」は、単なる「忍耐力」とは違います。
ガマンして、ガマンして、そのガマンならない状況を受け入れることで、「ガマンのエネルギー」が高まってきます。
この「エネルギー」が、自分の力を引き出すきっかけになります。
「ガマン」は、「受け入れる力」と言うことができます。
思うように成果を残すことは難しい、
思うように打てることは少ない、
思うように勝てなくてやめてしまいたくなる、
そこをグッと堪えて「ガマンの力」を身につけて強くなる、そう思います。

0 件のコメント:
コメントを投稿