2009年5月21日木曜日

闘争心(1633)




この春もたくさん試合を見ました。

まだ、今日から始まる全国選抜ジュニアやインターハイ予選、東海小学生大会など、全国大会につながる大切な試合も多いので、気合を入れて頑張ってほしいと思います。

子どもたちは一生懸命頑張っています。

でも、「大切なところで思い切れなかった」と言って悔し涙を流す子も多いものです。

私の印象も、やはり、「ここ!」での「思い切り」が足りないように感じます。

負けたくない、と強く思うから、そも「思い」が「切れない」から思い切ったショットが打てない、ということです。

でも、ちゃんと思い切ったショットを打てる選手はいます。

その違いは何かと良く考えます。

もちろん、性格によるところは大きいと思います。

競技スポーツの世界ですから、負けん気の強さ、「闘争心」は高いレベルで必要です。

それを表現することに関しては、個人個人で特有のものがあるでしょうが、基本となる「闘争心」は、強い選手は間違いなく高いレベルにあるということです。

ここの「差」を埋めなくては勝負は始まりません。

その「差」が勝敗を左右することをもっと強く自覚しなければなりません。

「闘争心」の強い選手は、どんな特徴があるのか考えてみました。

・大きな声が出せる

・自分を叱咤する言葉を口にすることが多い

・ミスをした後に、気合を入れ直す態度が強い

・相手のミスジャッジに対して、引きさがらないことが多い

・ガッツポーズが強い

・試合前後の行動がしっかりしている

・弱音を吐かない

など、でしょうか。

すべてをやれ、というのではありません。

どうすれば、どんな気持であったのなら、こういう行動がとれるのかを考えてほしいのです。

誰もが負けたくないと思って戦っています。

不安や恐れはあるに決まっています。

その「思い」を「切る」ことができるからこそ、強い、そういうことです。

強くなってほしい、そう思います。


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