2009年5月11日月曜日

デバッグ(1623)




ホームページをリニューアルしました。

今回のリニューアルは、前回の時のような全面的なものとは違うので、比較的短期間でそれなりのものができました。

新しいものに作り替えるということは大変そうに思いますが、実は、作り替えている時は創造的な作業なので結構楽しくやれるものです。

プラモデルを一生懸命に作るようなものだと言えば分かりやすいかもしれませんね。

だから、眠くても、腰が痛くても、楽しい気持ちがあるのでがんばれます。

問題はここからです。

一旦、ホームページを作り替えて、アップロードして一安心となりますが、そうなると、細かな作業が面倒になってきます。

プログラムを作って、それなりに完成し、そこから細かな修正をしていくことを「デバッグ」と言いますが、これが結構大変な作業になります。

昔、解析のためのプログラムは基本的に自分で作るものでした。

プログラム言語を覚え、解析の方法を熟読し、何度も何度もプログラムを作り変えます。

「もうこれでいいいだろう」と思っても、不安なので、またもう一度やり直すなんてことはしょっちゅうでした。

今のように優れたソフトもないので、すべては手作業、自分の責任でしたので、変な緊張感がありましたね。

今は、ブロックを積み重ねるように、比較的簡単に作ることはできますが、それでも「デバッグ」は必須です。

解析用のソフトとは違うホームページ作成でも同じことです。

項目に間違いはないか、伝えたい内容はこれで良いか、フォームの送信はうまくいくか、など細かなところをチェックしていきます。

前回の全面的な作り替えの時には、150回以上も見直しをしたように記憶しています。

こうした作業は本当に面倒くさい、でも、これをちゃんとやっていくことで、より良いものが出来上がっていくので根気よくやっていかなくてはなりません。

こうした「デバッグ」をうまくやっていくためには、つまり、「バグ」(問題点)を見つけるためには、それまでにやってきたこととちょっとだけ「違った視点」で見ることが大切です。

ひとつの考え方だけしか持っていないと、その方法でうまくいかないとどうしようもできなくなります。

そういう時に、他の見方はないか、違う方法はないか、他の人はどんな方法を使っているのか、バグを見つけやすいプログラムを作るにはどうしたら良いのか、など、いろいろな発想のあるほうがうまく作業が進みます。

テニスでも同じことです。

自分の思い通りにうまくいかないことの方が多いものです。

そんな時、「今までうまくいっていたから」と今までのやり方に固執してしまうと、柔軟に対応することができなくなって、不調が続きやすくなります。

強い選手は、さっと違う方法を試したり、道具を変えたり、練習の方法を工夫したり、うまく「視点を変えて」対応していきます。

うまく修正できない人は、この「視点を変える」ということができていないということです。

どんなスポーツでも、仕事でも同じです。

柔軟な「発想力」が、強さを生んでいきます。

ちょっと発想を変えて強くなる、そんなふうに考えてほしいと思います。


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