
明日からインターハイの愛知県予選が始まります。
もうすでに各地では予選が始まって、これを最後に引退する選手も多いので、緊張感のある大会になります。
私のインターハイ予選での思い出では、何といっても、団体戦初優勝ですね。
私の学校は高校生からテニスを始める選手ばかりなので、それほどの伝統ある強豪高というわけではありませんでしたが、無理やりの(?)豊富な練習量で優勝候補に挙げられていました。
でも、今まで一度も優勝したことはないので、大きなプレッシャーがありましたね。
個人戦ではあまり緊張したことはありませんが、団体戦は特別な緊張があって、試合前に震えがきたのを覚えています。
試合の内容も、ファーストセット3-5から7-5、セカンドセットも2-4から6-4の逆転勝利だったので、びびって思うように打つことはできませんでした。
それでも、気合だけは絶対に負けないようにと、弱気なショットを打っても、声だけはがむしゃらに出し続けて、最後は気合勝ち、根性勝ちでした。
この時の感動が、私をテニスの世界に導く原動力になっています。
テニスの指導者を目指したのも、多くの子ども達にこうしたテニスを通した感動を経験してもらうことができるようにと思ったからです。
今、私は名古屋国際高校の監督をしていますが、私の力不足で部員を集められず、今年も団体戦を戦うことができませんでした。
今年の大会が最後の高校三年生諸君には寂しい思いをさせてしまって申し訳なく思っています。
でも、彼らが私と一緒に歩んでくれたこの2年間の思いを精一杯個人戦にぶつけてほしいと思います。
明日からの個人戦では、私も一緒に戦っているつもりで、気合を入れて応援したいと思います。

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