2009年8月1日土曜日

一瞬にかける(1705)



今日、朝のトレーニング中にインターハイの話になりました。

「なんで、インターハイなのに8ゲームマッチなんだろう?」

という疑問です。

「全国から集まって来て、たった(?)の8ゲームで終わってしまう人がいてかわいそうだ。」

と思うみたいです。

私も同感です。

前にも書きましたが、子どもたちができるだけ悔いを残さないためにも3セットマッチで試合は組まれるべきだと思います。

でも、面白いことを言っていました。

「テニスは8ゲームでも結構長く試合ができるけど、柔道みたいなスポーツでは一瞬で終わってしまいますよね。」

「遠いところから試合に来て、ほんの何秒かで試合が終わってしまうなんてつまらんなあ。」

「それに比べればテニスはまだいいか。」

とうことです。

なるほどなあ、と思いました。

でも、その一瞬にかける思いが素晴らしい輝きを放つこともあります。

ほんの一瞬で決まるからこそ、大きな緊張感に包まれ、一瞬の隙も許さず自分を高めていく美しさがあるように思うのです。

では、テニスの美しさは何かを考えてみました。

何度も何度も苦しいラリーをしのぎ、一瞬のチャンスを思い切って勝負する、それを体力の限界までやり尽くす、それがテニスで戦うことの美しさかなと思います。

その一瞬一瞬を美しいと感じること、それはどんなスポーツでも同じですね。

だからこそ、正規のルールで勝負をさせてあげたい、心からそう思うのです。

しばらくはそれは実現しそうもないですが、一瞬の美しさを逃さずに見たいと思います。


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