2009年8月2日日曜日

神に祈る(1706)



インターハイの戦いは、悪天候の中、豪雨の間隙をぬって行われました。

団体戦を戦い、個人戦で8ゲームマッチの4Rを戦うのはなかなか大変なことだと思います。

なので、大きな力量の差があっても勝ちあがるのは難いしいということです。

でも、本当は持っている力を存分に出し切ってた戦う姿を見たいはずです。

特にインターハイは、ジュニア最後の戦いとなる選手も多いので、「思い切った」戦いをしてほしいと思いますが、なかなか「思い」を「切る」ことができる戦いの舞台は用意されません。

もちろん、そんな苦しい思いの中で戦う選手も大変ですが、それを見守るコーチや親御さんは胸の締め付けられる思いです。

私は無神論者ですが、こういう時にはやはり「神に祈り」ます。

できるだけ気持ちが和らぐような言葉を選び、私自身はリラックスしている雰囲気を装いながら、実は神に祈っています。

それしかできないからです。

ずいぶんと自分勝手な頼みですが、それが通じるように真剣に祈ります。

多分、多くのコーチや親御さんはそんな思いで見ているのでしょう。

だからこそ、存分に戦うことができる舞台で戦ってほしいと切に願うのです。

テニスが単に苦しいものではなく、苦しさの中にある素晴らしさに気付く、そんな戦いの場は作れないものか、いつもここに来るとそう思います。

私の教えている子のジュニアでの戦いは終わりました。

でも、戦いは大学に入ってもずっと続いていきます。

それは苦しさの中にある素晴らしさに気付いた者だけが進むことができる道なのかもしれません。

重苦しい思いはなかなかとすっきり晴れるものではありませんが、明日からは全日本ジュニアへと戦いの場が移っていきます。

愛知県では、県ジュニアがまだ消化できずに戦いが続いています。

心休まる時間はありませんが、気合いで頑張って行こうと思います。


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