2009年10月18日日曜日

瞬間に動く(1783)



質問力にしろ、対話力にしろ素早いレスポンス(応答)が求められることは言うまでもない。

相手の話を聞いていて、その場で瞬間的に反応しなければ対話は成り立たないし、質問もピントはずれに終わってしまう。

また、話の中で向上につながるヒントを得たならば、すぐに試してみるぐらいの俊敏な行動力は必要である。

「これだ!」と思った瞬間に動くように訓練していなければ、チャンスを逃すことも多いはずだ。

思慮深く行動することは大切であるが、スポーツ選手として強くなりたければ、「まず行動して、それから考える」タイプのほうが望ましいように思う。

何よりもいけないのは、動かないことに対する言い訳をする奴だ。

自分が動かない正当性をいくら主張しても空しいだけだ。

瞬間に動くことができるためには、いつもそのことを考えていなくてはならない。

練習がしたくてしたくてたまらないのに、練習コートに空きがないとしよう。

どの選手も空きコートができるのを待っている。

そして、空きコートができた時に真っ先に確保するのは、そのことを誰よりも強く思っている奴だ。

勝負に対して貪欲な奴は、自分の欲望に関しても貪欲であり、時には自己中心的な振る舞いになる場合もある(正しい自己中のあり方についてはいずれ述べる)が、このような機敏な動きができないものは強くはなれない。

いつでも死の危険がある状態では、いつでもそのことに気を配り、自分の有利な状況になると判断した場合にいかに迅速に行動できるかでその人の寿命が決まってしまう。

何度も言うように、戦いに勝利するものが強いのだ。

そのために常に自分の利になるような状況を敏感に察知し、とっさの素早い行動ができるように訓練を積んでほしい。


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