2009年10月29日木曜日

枠からはみ出せ(1794)



多くの人間は、「自己を徹底的に否定されないような、枠を持とうとする」(福田和也「悪の恋愛術」講談社現代新書)。

上の世界で戦うこと、今まで以上にレベルの高い大会で戦うことは、今までの自分が完全に否定されるかもしれない。

弱い選手は負けても(否定されても)言い訳できるように仲間とつるんだり、練習を怠けたりするものだ。

「自分は目いっぱいやっていないのだから」という言い訳(枠)の中で、「だからもう少しがんばればきっと勝てるさ」という幻想を持とうとする。

周恩来は「破壊なくして真の建設はない」と言った。

これは政治的スローガンかもしれないが、今までの枠を打ち破り、真のチャレンジャーとして上の世界を目指すものが強くなるのだ。

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