2009年12月6日日曜日

計画がいる(1832)



プロ選手になることや大きな大会で勝つことなどの大きな目標ではなくても、「地域大会で優勝する」、「全国大会に出場する」などの目標は持っているはずだ。

しかし、このような目標は掲げているだけでは意味がない、ということを前に書いた。

確かにその通りであるが、その目標を達成するために、きちんとした「計画」があるのならば「目標を設定する意味はある」、ということを今回は言いたいのである。

多くの優れたコーチは、周到な計画のもとに育成を行っている。

適切な育成計画を作るには多くの情報を必要とするが、多くの情報を持つことで、実力をつけるためにもっとも適切な計画をつくることができるようになる。

きちんとした計画にもとづいた育成を行うことは、モチベーションを高め、挑戦意欲を駆り立てるためにも大変効果的である。

もし、あなたが「全国大会に出場する」という目標を持っているならば、どのようにしてその目標を達成したらよいのであろうか。

「現在は、まだ地域大会の県予選の決勝ぐらいまでしか勝ち進むことができないので、一生懸命に練習して、まずは地域大会の出場を目指す。その後、トレーニングもしっかりして、さらに勝ち進む力をつけて全国大会に出場したい。」と思っているとしよう。

確かにそうなればよいのだが、どれくらい一生懸命に練習するのか、何を練習するのか、どんなトレーニングが必要なのかなどが具体的ではないので、計画性は乏しいといわざるを得ない。

これでは、いくらそういう思いはあっても実現することは難しい。続く・・・。


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