2009年12月17日木曜日

計画を修正する(1843)



計画は「柔軟性」を持っていなくてはならない。

基本的には、高みの方向に向かって修正することが大切であるが、場合によっては、下方修正することによってうまく計画が実行される場合もある。

ひとつのことを決めて、とことん打ち込むことが大切だというのはわかるが、人間は本当に「弱い生き物」である(もちろん私自身も大変弱い人間である)。

だから、できるだけ、弱音を吐いてもいいように、多少の「言い訳」は許してもらえるように計画することが必要であると言いたいのである。

どれくらいの周期で計画を見直すのが良いのかというと、あまり期間を空けすぎず、だからといってあまり頻繁に修正するのも困る、というところから考えて1ヶ月ごとに計画を見直すのが適当であると考える。

ジュニアに関しては、先に述べたように3月頃に大きな大会の予選が始まるので、1月、2月、3月の計画を作っておくのが良いだろう。

はじめの1ヶ月だけの計画を作っておいて、修正時期に新たに計画を作るのではなくて、あらかじめ3ヶ月分の計画を作っておいて、修正時期にその計画を見直すようにしたい。

そうすることで、はじめに計画を立てたときの自分と、今その時点にいる自分との意識の違いも確認できるからである。

はじめはあまり自信がなくて、低い目標の計画を立てたが、1ヶ月経って、計画以上に実行できたとすれば、次の1ヶ月の目標は意欲的に上方修正できるだろうし、計画どおりにできなかった場合には、次の1ヶ月は必ず実行できるような目標を立てることで、挑戦する意欲を再び駆り立てることができるようになるかもしれない。

人間は、自分の弱さを知らされた(この場合は、計画どおりに実行できなかった)とき、意欲を駆り立てるきっかけになることも多い。

だからこそ、適当な時期での修正が必要なのである。


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