不安は誰にでもあるものです。
大切なことは、不安を大きく感じた時でも自分の行動をコントロールすることです。
行動をコントロールするためにはプライオリティ(優先順位)をちゃんと決めることです。
プライオリティをきちんと決められる人は、それに従って行動します。
それをあいまいにしか持てない人は、行動せずに、一番楽なものを選択します。
不安な状態に追い込まれた時でも、自分の行動をコントロールできれば不安に心とらわれることは少なくなります。
不安をエネルギーに変えることもできます。
不安を排除すべき対象と見るのではなく、常に自分の中にあって行動を起こすためのエネルギーだと考えるのです。
これを積極的受容性といいます。
同じような感情でも、恐怖であれば対象がはっきりとしているのでそれを排除すれば心安らぎます。
不安は対象が漠然とし、明確に対象化できないのでうまく排除することができません。
それは、人間にとって必要であると考えるほうが合理的です。
積極的にこの考え方を受け入れることで排除すべき対象ではなくなります。
不安はなくなりはしませんが、とらわれることなくより積極的に行動できるかもしれません。
そのための方法がプライオリティです。
安易に妥協せず、自分の決めたプライオリティに従って行動すること、これが大切です。
しっかりと行動し、不安をエネルギーに変えてほしいと思います。

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