
今回の合宿のテーマは「忍耐力」です。
試合では我慢しなくてはならないことが多いものです。
しかし、人間は感情的な生き物なので、湧き上がる感情をコントロールすることは大変難しいことです。
だからこそ、それをどれくらいコントロールすることができるのか、をテーマに選びました。
具体的には行動目標を立てて、それをやり切ることが大切です。
どんな行動目標が、感情をコントロールするために有効なのかというと、
声を出す
しっかり構える
オーバーリアクションしない
うなだれない
など、ごく当たり前のことをやることです。
でも、これが大変難しいようです。
練習前も、練習中も長い時間をかけて確認したにもかかわらず、十分にできているとは言えません。
なぜでしょうか。
それは、簡単に言えば「気合いが足りない」からです。
この試合に絶対負けたくない、という気持ちが強ければ、このような行動目標は自然とできるものです。
やろうとするけどできない、それは、根本の気持ちの強さ、すなわち「気合い」が足りないということです。
やることは単純なことです。
どんな練習でも「絶対に負けない」と思ってするだけです。
その気持ちの強さがすべてを自然にしてしまいます。
私の先輩で、壁打ちの練習でも負けないと思ってやる、と言った人がいます。
勝てる訳はないのに、それでも挑む強い気持ちがあるということです。
強くなるに決まっています。
それを訓練することです。
子どもたちの記憶力も集中力も拙いものです。
だからこそこの合宿の意義があります。
サブタイトルは、「ミスのマネージメント-強い気持ちで感情をコントロールする-」です。
ミスをすれば感情的になります。
それは仕方ありません。
それをどれくらい強い気持ちで越えていくことができるかが鍵になります。
合宿初日は残念ながらその課題を十分に達成することができませんでした。
明日は今日よりももっと強い気持ちで、明後日はそれよりもっと強い気持ちで、感情を超えていく、そんなふうに成長してくれたらいいなと思います。

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